クレンジング
正しいクレンジングのポイント
クレンジングはスキンケアの基本です。
化粧品、皮脂や汗、老化角質など...
特に風が強く花粉やホコリなどで空気が汚れる季節には、肌も汚れやすく、放っておくとトラブルにも繋がりやすいので、肌の働きを正常化するためにも大切です。
ですが、間違った知識で行っているとトラブルに繋がるので注意が必要です。
□ 適量ですばやく落とす
適量のクレンジング剤で、肌に摩擦を生じないように行う。
□ 人肌に温める
クレンジング剤を人肌に温めることで、メイクや汚れに馴染みます。
□ 5本指でやさしくクルクルと
5本指で広い面積を、円を描くようにやさしくクルクル。
上へ、外へがポイントです。
□ ぬるま湯で擦らずすすぐ
ぬるま湯だと汚れが取れやすくなります。
イメージとしては、肌は擦らずに、お湯だけが肌に触れる感じで行うと良いです。
※ポイントメイクの落とし方
クレンジング剤やポイントメイクリムーバーなどをコットンにたっぷり含ませる。
「目元」「唇」「眉」の上に約30秒置き、その後肌を傷つけないようにやさしく拭き取ります。
[NG]力を入れて擦る
肌に負担をかけ、場合によっては擦り過ぎて肌を傷つけてしまいます。
ニキビ等がある場合は悪化したり、シミができる原因にもなります。
肌をいたわるようにクレンジング剤を馴染ませて、汚れを浮かせるように行ってください。
[NG]指をのばして行う
指をのばした状態や、指をそらしてクレンジングを行っている方もいますね。
それでは結果的に手のひらで擦っている場合が多く、摩擦が強すぎて肌を傷める原因になってしまいます。
目元や鼻の下、唇の周りなど細かい部分の汚れを落とすためには、指先を柔らかく使ってマッサージする感覚で行うと良いです。
[NG]肌質に合わない
人によって肌質は違います。
市販のクレンジング剤には肌質に合わないものもありますので、肌に合わないと感じたら使用を中止してください。
また、洗浄力が強すぎるクレンジング剤なども、肌荒れやニキビの原因となることもありますので注意が必要です。
[NG]時間をかけすぎる
人間の皮脂は汗と混じり合って油膜を形成します。
それは、私たちの肌を保護してくれます。
蓄積したり、古くなって酸化するとニキビなど肌荒れの原因になりますが、落とし過ぎも乾燥などを招きますので注意下さい。
[NG]適量を守る
使用する量が少ないと毛穴に詰まった汚れを十分に洗い落とせなかったり、逆に多すぎると肌の炎症を招くことがあります。
[NG]シャワーで流してはダメ
シャワーの水圧は肌にとって負担が大きくなることがあります。
すくい洗いの場合でも、すすぎ過ぎると肌に負担をかけることもあります。
また、熱めのお湯だと必要な油分もとってしまいます。
[NG]クレンジングをしない
皮脂・汗の汚れや、花粉やホコリなどの汚れは、溜めてしまうと大変不衛生ですし、皮脂は古くなると酸化してニキビなどの原因になります。