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ヘアカラー豆知識


ヘアカラーは、専用のカラー剤によって頭髪に染色をする技術の事です。

当店のメニューだけでも染色の方法や使用するカラー剤も何種類もあります。

最初に、それぞれの染色法について簡単に説明します。


ヘアカラー ヘアカラー

ヘアカラーの殆どがジアミン(パラフェニレンジアミン)を主要成分とする酸化染料です。

使用時に過酸化水素水と混ぜ合わせます。

過酸化水素水により元の髪色を脱色しながら目的の色味を発色していくので、求めるカラーバリエーションも広く対応し、髪を永久的に染めます。

ですが、このジアミン系のカラー剤は、体質によりアレルギー反応(カブレ)を起こす方もいますので使用前にパッチテストを行う必要があります。

またアンモニアなどのアルカリ剤が成分に含まれているため、どうしても髪が傷みやすいのが欠点です。


ヘアマニキュア ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは化粧品に使用されている酸性染料です。

ジアミン系染料でカブレを起こす人でも安心して使用する事ができます。

オレンジ、グリーン、ピンクなどの原色系の色をのせたい時や、ブリーチしてる人が一時的に黒髪に戻したい時に便利です。

また、通常の白髪染めではカブレてしまう方の白髪染めとしても使用できます。

ただし、ヘアマニキュアは毛髪の芯まで浸透させる染料ではなく、毛髪の表面にコーティングして染める一時的なヘアカラー剤なので長持ちしないのが欠点です。


ヘナ ヘナ

主に植物の葉、茎、根、花から毛髪に定着しやすい染色剤として抽出しているのでジアミン系カラー剤でアレルギー反応(カブレ)を起こしやすい方に向いています。

また植物性ですので髪を傷める心配がなく、むしろ古くからトリートメント剤としても使用されているので繰り返しの使用で、ハリ・コシがでるなどの効果もあります。

ただしジアミン系の酸化染料と比較すると、天然成分ですので毛髪の芯まで染色するためには時間がかかるのが欠点です。

また、100%植物性と言ってもアレルギー反応(カブレ)の心配が一切ない訳ではなく、花粉症などに代表されるように植物にアレルギー反応を起こす方もおりますのでパッチテストは必須のものになります。

当店で使用しているヘナは一切の化学物質を使用していない100%植物性のものですが、メーカーによっては発色を良くするためにジアミンなどの化学物質を混入してある場合もあるようです。


白髪ぼかし 白髪ぼかし

ジアミン系の酸化染料と非常に似ていますが、「4-アミノフェノール」と言う化学物質を主成分とする酸化染料です。

カラー剤としては通常のヘアカラーと同じ時間おくと黒染めになります。

それを「白髪ぼかし」では放置時間を調整する事で白髪を少し減って見せて"5歳"若返ります。

カラー剤の基本色がグレーなので染めた毛髪が茶色になってしまう事はありません。

酸化染料ですのでアレルギー反応(カブレ)の心配はありますが、ジアミン系染料でカブレる方でも当店のお客様の場合は今のところパッチテストでカブレた例はありません。


※料金はヘアカラーにてご確認下さい。



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